”自律”する為に、生まれながらにどんな持ち物を持っているのか探索し、
見付けることが出来たら其れ等を鍛えて磨き上げ、
その為にアレコレと多種多様な知識を身に付け、
藝を中心に心身共に日々上達している実感を覚えるという、
ある意味最も人間として一番幸せで充実した日々を過ごしていた琴音。
また“普通”の女学生として気のおける友人達との和気藹々、ある意味一番幸せな時を噛み締めていた。
そんな中、周りから見れば小さくも、本人からしたら大きなふとした挑戦が、意図をせずして周囲の人々に変化を齎す。